半蔵門ミュージアム

半蔵門ミュージアムは、真如苑が所蔵する仏教美術品を一般に公開するために設立した文化施設です。

地下1階の展示空間では、運慶作と推定されている大日如来坐像(重要文化財)や、ガンダーラの仏伝図浮彫りを常設し、仏像や仏画、経典などを定期的に入れ替えながら展示します。

2階には図書閲覧や休憩が可能なラウンジと、多目的に利用できるマルチルームを設置。3階には、仏教文化に関する映像を楽しめるシアターと、講座などを開催するホールを併設しています。

落ち着きのある空間で、静かに仏像や仏画と向き合い、仏教の歴史や多様性のある文化にふれていただくとともに、ひとときの憩いの場となることを願っています。

館長   西山 厚
名誉館長 水野 敬三郎

建築コンセプト

半蔵門ミュージアム内部の建築設計は(株)栗生総合計画事務所 栗生明氏に依頼しました。
その内部は、展示エリアを中心として、地下1階から3階に多様なスペースを設けています。
まず、1階エントランスホールは、吹き抜けとギャラリー横の透過ガラスにより、開放的な明るさを保持しています。

地下1階は諸仏を納める神聖な御堂をイメージして設計し、「積層する大理石(トラバーチン)の床、壁で構成された石室のような空間は、信仰心を呼び起こす、精神性の高い空間を意図したもの」(栗生明氏)です。

そして、2階マルチルームは展示もできる多目的な空間で、ラウンジは図書閲覧や休憩場所としてご利用いただけます。3階シアターでは映像を定期的に放映、ホールは講座などに活用します。また、和紙張りのようなガラス壁面は、「昼は室内に柔らかな自然拡散光を行き届かせ、夜は街に行灯の光を放つような品格ある都市景観を作り出す」(同上)という意図によるものです。

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