お知らせ

2024/07/26

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特別展「小川晴暘と飛鳥園 一〇〇年の旅」のお知らせ

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9月11日(水)から11月24日(日)まで、特別展「小川晴暘と飛鳥園 一〇〇年の旅」を開催いたします。

 写真家小川晴暘(おがわ せいよう 1894-1960)が創立し、2022年に創立100年を迎えた仏像撮影専門の写真館「飛鳥園」の歩みをご紹介します。

 兵庫県姫路市に生まれた晴暘は、1922年、會津八一の勧めで奈良に「飛鳥園」を創業しました。東洋美術の研究にも熱中し、中国の雲岡石窟、韓国の石窟庵や仏国寺、カンボジアのアンコール・ワットなど、アジアの文化遺産の調査・撮影も積極的に行いました。

 小川晴暘の写真は、記録という枠を超えて、仏像写真を芸術の域にまで昇華させた画期的なものでした。

 本展は、小川晴暘・光三親子の写真作品を中心に、文化財保護活動を支えると同時に仏像写真を芸術の域に高めた飛鳥園の活動を振り返ります。近年撮った写真もまじえ、飛鳥園という「眼」がレンズを通して切り取った、100年のまなざしを感じていただく展覧会です。

注目の作品

①小川晴暘《東大寺法華堂 伝月光菩薩像》

東大寺 月光菩薩.png

②小川晴暘《新薬師寺金堂 十二神将・伐折羅大将像》

新薬師寺 伐折羅大将.png

③小川晴暘《中宮寺 菩薩半跏像(伝如意輪観音菩薩像) 右斜側面》

26  中宮寺.png

④小川晴暘《雲岡石窟 第20窟 如来坐像 右斜側面》

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⑤小川光三《興福寺 阿修羅像 左側面》

66  00-10223阿修羅 横顔.png

⑥小川光三《円成寺 大日如来像》

98  円成寺 大日如来.png

画像はいずれも飛鳥園蔵©Askaen.inc


会期中には、イベントも開催いたします。

■講演会

「小川晴暘と仏像写真」

10月20日(日)14:00~15:30

講師 西山 厚(当館名誉館長)

▶詳細はこちら

展覧会基本情報

展覧会名 特別展「小川晴暘と飛鳥園 一〇〇年の旅」
会期 2024年9月11日(水)~11月24日(
開館時間 10時~17時30分(入館は17時まで)
休館日 毎週月曜日・火曜日
入場料 無料
主催 半蔵門ミュージアム/毎日新聞社
特別協力 飛鳥園

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