お知らせ

2024/03/15

お知らせ

特集展示
「音を観る ―変化観音と観音変化身―」のお知らせ

20240301_第18期特集展示チラシ表.png

4月24日(水)から9月1日(日)まで、特集展示「音を観る ―変化観音と観音変化身―」を開催いたします。

 『法華経』観世音菩薩普門品では、観音は衆生の「音声を観て」皆に解脱を得させたといいます。「音を観る」ことができる、「観音」とはその神通力を象徴した名をもつ菩薩です。

 特集展示"音を観る"では、六観音のうち十一面観音の彫刻と、聖観音、千手観音、准胝観音、如意輪観音の絵画を展示しました。このうち、如意輪観音の画像は2点。ひとつは繊細で優美な表現が特徴で、金泥と切金が用いられた鎌倉時代の優品です。もうひとつは向って左下に訶梨帝母を描いた珍しい作品です。

 観音は如来の脇侍として配される場合もあり、その作例も並べました。また、観音がまったく異なった姿に変化する三十三応現身も生み出されました。本展ではそのひとつである梵王身の彫刻を展示いたします。

注目の作品

如意輪観音菩薩像にょいりんかんのんぼさつぞう (部分)

 鎌倉時代 14世紀

しなやかな体に金泥が塗られ、繊細な切金文様の着衣をまとう皆金色の像

展示期間:4月24日(水)~6月30日(日)

如意輪観音菩薩像(鎌倉時代).png

如意輪観音菩薩像にょいりんかんのんぼさつぞう (部分)

 室町時代 15世紀

向かって左下に、赤子を抱き柘榴を持つ訶梨帝母も描く、珍しい像

展示期間:7月3日(水)~9月1日(日)

如意輪観音菩薩像(室町時代).png

図像抄ずぞうしょう

 鎌倉時代 14世紀

胸元に未敷蓮華(蕾の蓮華)を持つ聖観音の図像

図像抄.png

三十三応現身立像 梵王身さんじゅうさんおうげんしんりゅうぞう ぼんのうしん

 室町時代 明徳5(1394)年頃

悩み苦しむ人々を救うために観音菩薩が変化した応現身のひとつ。福島・法用寺旧蔵

三十三応現身のー「梵王」ー002.png

准胝観音菩薩像じゅんでいかんのんぼさつぞう

 室町時代 14~15世紀

着衣に細密な文様が施され、蓮華座を2人の龍王が支えている

准胝観音菩薩像(色調整後).png

阿弥陀聖衆来迎図あみだしょうじゅらいごうず

 室町時代 15~16世紀

楽器を奏でる菩薩が取り巻くなか、観音菩薩・勢至菩薩に先導される阿弥陀如来の来迎図

阿弥陀聖衆来迎図.png


会期中には、イベントも開催いたします。

■半蔵門ミュージアム講演会

「仏像修理の技と心」

6月29日(土)14:00~15:30

講師 明珍 素也氏(株式会社明古堂代表取締役/武蔵野美術大学客員教授)

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■スライドレクチャー

「展示品の見どころ紹介」

5月12日(日)14:00~14:40(受付開始13:30)

講師 吉田 典代(当館上席客員研究員)

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■江戸歴史文化講座

「江戸のスポーツ観覧」

7月28日(日)14:00~15:00(受付開始13:30)

講師 岡崎 寛徳(当館主任学芸員)

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