お知らせ
2023/02/06
お知らせ
特集展示
「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」のお知らせ
3月22日(水)から7月9日(日)まで、特集展示「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」を開催いたします。
修験道は諸信仰が集合した、日本独自の信仰の形で、飛鳥~奈良時代の役小角(役行者/神変大菩薩)が祖とされます。醍醐寺を開いた聖宝(理源大師)は、小角の約200年後に大峯山を復興、当山派と呼ばれる真言系修験道の流祖になりました。
この展示では、祖師と敬慕される役小角と聖宝の足跡や面影をたずねるとともに、聖宝が伝えた法流にゆかりの諸尊の姿から、深山に聖性を求め、大衆の救済を願った修験者の祈りをみつめます。
注目の作品
①役行者絵巻
江戸時代 17~18世紀
修験道の祖と尊崇される役小角の物語を描写した絵巻物
第2段 箕面滝で龍樹菩薩と対面
②理源大師像
室町時代 16世紀
醍醐寺を開いた聖宝は修験道中興の祖とも位置づけられる
③不動明王像
南北朝~室町時代 14~15世紀
中央の不動明王と四隅の種子で五大明王を表している