常設・特集展示

展示品の一部を紹介いたします

常設展示

 常設展示《祈りの世界》は、当館の中心となる展示エリアで、その中央に大日如来坐像を展示しています。大日如来は密教で最高の仏とされ、金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅においても各々の中心に位置しています。不動明王坐像、両界曼荼羅とともに、静かに作品と向き合える展示空間です。

大日如来坐像大日如来坐像

大日如来
坐像

鎌倉時代(12世紀)重要文化財
運慶(うんけい)の作風が濃厚な金剛界
(こんごうかい)大日如来像
不動明王坐像不動明王坐像

不動明王坐像

平安〜鎌倉時代(12〜13世紀)
醍醐寺(だいごじ)中興の祖・義演(ぎえん)と豊臣(とよとみ)家にもゆかりの像
金剛界曼荼羅金剛界曼荼羅

金剛界曼荼羅

1706(宝永3)年
真理の過程を9つに分割し、大日如来を中心に1461尊を表す
胎蔵界曼荼羅胎蔵界曼荼羅

胎蔵界曼荼羅

1706(宝永3)年
大日如来を中心に、409尊を描いて慈悲の広がりを示す

特集展示

『ガンダーラの仏像と仏伝浮彫』
2020年10月3日(土)~2021年2月28日(日)

 今回の特集展示では、ガンダーラでつくられた仏像や舎利容器、仏伝浮彫を紹介します。前半部は釈尊像、弥勒菩薩像、片岩やストゥッコの仏頭などを展示。また、小型の舎利容器は釈尊の舎利(遺骨)の代替品を納め、信仰の対象とされていたものです。後半部に展示する仏伝浮彫は、釈尊の生涯や説話を表現したレリーフのことで、ストゥーパ(仏塔)の周囲などに据え付けられていました。本展示は、前世の物語をあらわす場面や、釈尊誕生の瞬間と直後の様子、出家に向かう過程、悟りを開き、諸説法を経て涅槃に至る、釈尊一代記の構成としています。「誕生」「四門出遊」「愛馬別離」は新収蔵の作品です。

初転法輪初転法輪

初転法輪

2~3世紀
神々の要請に応じた釈尊が、初めての説法をしている場面
愛馬別離愛馬別離

愛馬別離

2~3世紀
出家をする釈尊が愛馬カンタカと御者チャンダカに別れを告げる場面
説法印仏坐像説法印仏坐像

説法印仏坐像

3世紀頃
両手を胸前に上げ、説法印(転法輪印)を結んで結跏趺坐する釈尊像
ストゥーパ型舎利容器ストゥーパ型舎利容器

ストゥーパ型
舎利容器

2~3世紀
ストゥーパを原型とした舎利容器

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